2013年11月21日木曜日

『街場のメディア論』/わけのわからないものに魅力を感じること

久々のブログ。

いつも、何か書こう書こうと思っていざ書きだすと、あれもこれも盛り込んで、結局収拾がつかなくなって、中途半端で投げ出すというのが続いていた。
(下書きだけ書いて、投稿しなかったものが100個以上ある・・・)

これではいかんと思って、これからは、もっとさらっとブログを書こうと思う。

んで、読書感想文。


街場のメディア論 (光文社新書)
内田 樹
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また、内田樹。



全体としては、わかるような気がする。


ただ、そうはいっても、人はおまんま食べていかないといけないわけで、なかなか内田先生みたいにデーンと構えていられないところはあると思う。


僕が面白いと思ったのは、最後の方にあった、人間の「わけのわからないものを自分への贈り物だと勘違いする能力」のところ。

うん。

これはよくわかる。



うちの子どもも、保育園の帰り道に毎日のように木の棒やらどんぐりやら松ぼっくりやらを拾って帰ってくる。


おかげで、車の中がものすごく汚くなる。


あと、ちょっと暖かくなったら、どんぐりから変な虫が出てきて気持ち悪い。


「お父さんこれ持っといて」といって、ポケットの中にどんぐりとか石とか入れてきて、そのまま忘れてしまう(リスか?)。

そして僕も忘れてそのまま洗濯してしまう。


まぁ、それはいいや。


この、「勘違い能力」は本能的なものなんだろう。

そして、子どもはその能力が高い。

大人になると、衰えるのかもしれない。

だから「子どもの時にだけ、あなたに訪れる不思議な出会い」なんだろう。




大人になっても、この能力が高いのはきっと、どぶろっく。

もしかしてだけど
もしかしてだけど
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どぶろっく
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おわり。

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