2014年3月3日月曜日

消防救急車の魅力

子どもがはたらく車好きなので、僕もはたらく車についてちょっと詳くなった。

そんな僕が、数あるはたらくくるまの中でも最近魅力を感じているのが「消防救急車(消救車)」だ。

消防救急車(wikipediaより)

はたらくくるまの代表格、消防車と救急車の両方の機能を持つ。まさにはたらく車界の「ベジット」だ。



そんな一見最強とも思える消防救急車だけど、彼はどうしようもないジレンマを抱えている。


それは、「もし、火事場にけが人がいたらどうすればよいのか?」という問題だ。


火事を消すべきか? けが人を病院に運ぶべきか?





けがに苦しむ人を横目に火事を消さなければならない罪悪感、あるいは燃え盛る炎を背にけが人を運び去る後ろめたさ。


どちらを選んでも残る後悔。


自分に与えられた能力がたった一つなら、迷うことなんてなかった。


異なる二つの能力を持つが故に、迫られる究極の選択。


極限状態で判断を迫られる宿命を背負った消防救急車。


そういう人間臭さが好きです。




※もちろん、「何を優先させるか」という基準は消防署でちゃんときめられているんだと思うし、他の消防車や救急車との連携やら導入コストやら、いろいろちゃんと考えられているだろうから、こんな心配はいらないと思うけどね。

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