芸術についての雑記。
芸術って、『シャーマンキング』の「オーバーソウル」みたいなもんだなと思う。
僕らは「言葉」で思考する。
だけど、言葉には限界がある、
僕らは言葉にないものを考えることはできない。
こんな話を聞いたことがある。
イヌイット(エスキモー?)は「白」の表現が何十種類もある。
氷の世界では、様々な「白」が生きていくために重要になるからだ。
(正確なところはよくわからないけど、ひとつのたとえ話として)
もちろん、無理やり翻訳することはできる。
「ほんのり黄色っぽい白」とか「紫がかった白」とか・・・
だけど、本質的な互換には限界がある。
つまり、言葉には限界がある。
僕らは限定された器の中で思考し、コミュニケーションをとっている。
誰かは「言葉の檻」という表現を使っていた。
だけど時々(あるいはしょっちゅう)、この「言葉の檻」の中で思念が暴れだす。
暴れ、はみ出す。
このはみ出した部分が具現化すると、絵になり、歌になる。
芸術になる。
つまり、シャーマンキングでいうところの「オーバーソウル(O.S)」です。
「言葉」という器にO.Sしてあふれ出た部分が具現化する。
それが芸術なんだと思います。
たぶん。
きっと。
ひとつの見方として。
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