2013年2月15日金曜日

「羊をめぐる冒険」再読までの顛末

子ども番組で、羊のキャラクターがでていた。(それは羊というより牛に見えた)

メーコブ(この羊のキャラクターの名前だ)は、子ども番組の中で、子ども番組的なセリフを、子供向け的に語りかけていた。

だけど、その合間合間に、僕に個人的なメッセージを送りつけているように感じた。

それは、僕にとって何かしら特別なものであるように感じた。

きっかけ。

メーコブは僕に何かを思い出させる。

羊的何か。

語りかける羊。

子ども番組を通して社会に干渉する羊。

羊的楽園の構築。


メーコブは僕に『羊をめぐる冒険』を思い出させた。


彼は僕に「村上春樹の『羊をめぐる冒険』を読め」と言っている。


テレビの画面を通して、僕に個人的なメッセージを投げかけているのだ。


「『羊をめぐる冒険』を読め」


オーケー。


いいだろう。



僕は少し疲れていた。

実際、ひどく混乱していた。



すべては「羊」から始まるのだ。


きっかけ。


メッセージを受け取り、正しく理解する。


『羊』を読もう。


でも、まずは『風の歌を聴け』から読まなければならない。


『羊』を理解するためには出発点である「風の歌を聴かなければならない」


ステップは正しく踏まなければならない。



僕は『風の歌を聴け』を手に取った。




再出発。


原点回帰。


混乱からの回復。



すべてはここから始まる。


僕自身の羊を探し、僕自身の羊男に会うための旅。


ピース。

  

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