子ども番組で、羊のキャラクターがでていた。(それは羊というより牛に見えた)
メーコブ(この羊のキャラクターの名前だ)は、子ども番組の中で、子ども番組的なセリフを、子供向け的に語りかけていた。
だけど、その合間合間に、僕に個人的なメッセージを送りつけているように感じた。
それは、僕にとって何かしら特別なものであるように感じた。
きっかけ。
メーコブは僕に何かを思い出させる。
羊的何か。
語りかける羊。
子ども番組を通して社会に干渉する羊。
羊的楽園の構築。
メーコブは僕に『羊をめぐる冒険』を思い出させた。
彼は僕に「村上春樹の『羊をめぐる冒険』を読め」と言っている。
テレビの画面を通して、僕に個人的なメッセージを投げかけているのだ。
「『羊をめぐる冒険』を読め」
オーケー。
いいだろう。
僕は少し疲れていた。
実際、ひどく混乱していた。
すべては「羊」から始まるのだ。
きっかけ。
メッセージを受け取り、正しく理解する。
『羊』を読もう。
でも、まずは『風の歌を聴け』から読まなければならない。
『羊』を理解するためには出発点である「風の歌を聴かなければならない」
ステップは正しく踏まなければならない。
僕は『風の歌を聴け』を手に取った。
再出発。
原点回帰。
混乱からの回復。
すべてはここから始まる。
僕自身の羊を探し、僕自身の羊男に会うための旅。
ピース。
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