2013年2月6日水曜日

【怖いモノ】ドッペルゲンガーが怖い

少し前、某通信教育会社のCMで次のようなものがありました。



1.バスの中で資格の勉強をしている

2.バスの外を見る

3.もう一人の自分がいる(たぶん資格取得した姿)


僕は、このCMをみて背筋が凍りつきました。


いわゆるドッペルゲンガーです。



僕はドッペルゲンガーが恐ろしい。


もし僕が、このCMの人物なら、たぶん発狂する。




もう一人、自分がいるということは、今ここにいる自分はなんなんだ?


アイデンティティの喪失。


僕ば僕であるという事実が消え去り、僕が何物でもなくなってしまう。


特に僕みたいに「よわよわ」人間には、ドッペルゲンガーはより怖い。

なんとか、ささやかな幸せを手に入れ、でもいつそれが指の間からこぼれ落ちるかわからない。

そんな不安の中を綱渡りで生きている人間にとって、アイデンティティの喪失は絶望だ。



きっと、ドッペルゲンガーは僕が築き上げたものをすべて奪い去るだろう。


そして僕は透明人間になって、ドッペルゲンガーが僕よりももっとうまくやっていくところを、眺めながら、絶望のうちに消えてなくなる。



そういうイメージ。




こんなに怖ろしいCMもあまりない(僕にとってという意味だけど)。

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