それに習って、我が家でも絵本を読むときは作者まで読み上げる。
「『きんぎょがにげた』 五味太郎・作」
とか
「『100万回生きたねこ』 佐野洋子」
とか。
これをしていると、絵本の作者の作風がなんとなくわかる。
なので、図書館とかで絵本選びの時、
「ああ、あの作者ならおもしろそう」
とか、選びやすい。
子ども(三歳児)も、いつの間にか「五味太郎」とか「山本忠敬」とかは絵を見ただけでわかるようになっている。
※「山本忠敬」は、自動車の絵本をたくさん出しているので、車好きの長男は夢中だ。
Amazonで「山本忠敬」の検索結果
絵本を読み聞かせるときは、タイトルの後に、ぜひ、作者まで読んであげてください。
で、本題はここから。
そうやって、ちょこちょこ、絵本の作者の名前を覚えていたので、ちょっとした出会いがあった。
出会いといっても、人に出会ったわけではなくて、自分のなかの、ある記憶と、ある記憶がリンクしてちょっとした驚きがあった。
先日、近所のブックカフェへ行った。
そこで、なんとなく、村上春樹の絵本を手に取った。
『ふしぎな図書館』と
『羊男のクリスマス』
の2冊。
不思議でへんてこな物語。
だけど、なんとなく心温まるお話。
僕は、「羊男」の挿絵を眺めていて、「どこかで見たことがあるなぁ。どこだったっけ?」と思った。
で、表紙を改めてみてみると「佐々木マキ」とあった。
「わwww」
って思った。
なんで今まで気づかなかったのだろう。
「佐々木マキ」といえば、『くりんくりん ごーごー』とか『まじょのすいぞくかん』の作者じゃないか!
まじょのすいぞくかん 作・絵:佐々木 マキ出版社:福音館書店 |
※『まじょのすいぞくかん』がAmazonにない!
(どちらも子どもたちがえらく気に入っていた)
Amazon 「佐々木マキ」検索結果
そして、家に帰って、村上春樹の文庫本カバーを見てみると「m.sasaki」って書いてある。
←こういうのとか
Wikipediaで「佐々木マキ」を調べてみると、やっぱり村上春樹のカバーのデザインの多くを手掛けている。(羊シリーズとか全部!)
Wikipedia 「佐々木マキ」
絵本の作者を読み上げていたからの気づきでした。
(それにしても今まで気づかなかったなんて!)
そして、絵本作家というのは、いろんなところで活躍しているんだなぁと思いました。
「絵本を読まば、作者まで」
これはおすすめです。
おわり。
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