2013年1月15日火曜日

英語では「死」は擬人化されている?



今回はこの記事の内容そのものについてではなく、「死」という概念について気になったので書き留めておこうと思います。


※以下は僕の勝手な想像です。




気になった部分
引用(日本語訳)
「死」ってやつを最初に騙してやったのは4歳の時です。

引用(原文)

The first time I cheated death was when I was 4.

最初、「『死』を騙す」っていう表現が変わっているなと思いました。


青年なりのユーモアの表現なのかなぁと思っていました。




でも、しばらくして、英語では「死」は人格みたいなものを持っているんではないか? と、ふと思いました。」



「法人」みたいなものかな? 概念に人格を与えてしまう感じ。






昔、『ジョー・ブラックをよろしく』っていう映画がありました。

ゴールデンラズベリーショーのなんかの賞をとったみたいだけど、なんとなく心に残っています。




この中で、ブラッドピットは自分のことを「死」と名乗っていた気がします。

「死」は話したり食べたり恋までします。




「英語圏では『死』は騙す対象であり、恋もするような『人格』を持っている」

というのが僕の仮説です。




ほんとのところはどうなんでしょう?


(親切な方、ご教授いただければ幸いです)




あと、日本ではどうなんだろう。


今、僕が使っている言葉で「死」は飛んだり跳ねたりしゃべったりするイメージはないけど、古典とかを調べていけば同じような感覚はあるんだろうか?







※「death」には「死」のほかに「死神」という意味もある。
「この場合は『死神』と訳したほうがいいんじゃないの?」という考えもあるかもしれない。
でも、英語では「死」も「死神」も同じ「death」で表す以上、彼らは「死」も「死神」も基本は同じものとして認識しているという仮定しました。


2 件のコメント:

  1. cheat deathで、もうちょっとで死に掛けたとか、運よく死なずにすんだっていう慣用句なので
    下手な直訳した訳者は辞めちまえってのはあると思いますけど、
    気になったので熟語の起源調べてみました

    http://en.wikipedia.org/wiki/Cheating_death
    熟語自体の起源はわからんそうですけど
    Grim Reaper って名前まで与えて、死を擬人化する文化は確かにあるみたいです。面白い

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    1. コメントありがとう!(コメントくれてたのに、全然気づかなかった。)

      なるほど、慣用句としてあるんやね。勉強になります。

      そういう、言い回しをするようになったのも、「死」に対する文化的背景があるような気がします。

      「死」は奥が深い。

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